ー大昔、まだ世界にモンスターがいた頃
一人の少女がたった50人ばかしで魔王に挑み
世界中に平和を取り戻した英雄の物語ー

「おい、ネル」
長い白髪で青い瞳のした彼はアクア(17)
呼び止められたのは後の英雄である主人公ネル(15)
「んー?何ー?」
とぼけた口調だが後の英雄である
「お前明日から9人の使いらしいぞ。」
嫌そうに言う
アクアはネルが嫌い。
という態度をとる。
9人の使いとは------------------------------
剣 馬 ドラゴン ペガサス 魔術 槍 弓 頭脳  銃
というふうにドラゴンの扱いが上手いとか銃の扱いが上手いとか
で優れている者をスカウトする。
一人につき100人の部下が与えられる。 
スカウトが断られる場合もある
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「えーー!?うっそだー。アクア隊長冗談きっつー(笑)(o゚▽゚)o」
一瞬驚いたがただの冗談と思い、笑う。
「嘘ならこんな最悪なこと言わねーよ。」
思いきりため息をする。
ネルは気付かないフリして喋る。
「ならさっ!王様の部屋に行ってみよーよ!」
「はあぁ!?ちょっ・・・待てって!!」
ネルは走った。はっきりいうと王様の部屋に行くには
ここから1時間位かかる。
だから走らないと間に合わない。
~いっときして~
はあはあ・・・
息が切れる。
王様の部屋に入ろうとする。
が、鍵がかかっていて入れない。
「ねぇ、閉まってるよ?」
残念そうに扉を見る。
「会議中だろ。はあ~・・・行って損した・・・」
ネルに付き合わされてだるい。
と思った。
「あ、開くよ!」
「そんなはずないだろ。大体この時間帯は使い達の会議だからな。」
そう言うと、途端にネルが扉を殴った。
ばっほーーーん
あっという間に扉が壊れてしまった。
「何すんだよ!!!!俺の責任になるじゃねーか(怒)!」
そう言ったのも遅く、もう扉は使い物にはならなくなってしまっている
「何者!?」
「誰だっ!!」
「あら?」
「ムムム・・・」
「・・・」
「誰?可愛い?」
「部外者・・・」
この出会いから
彼女の運命は大きく変わっていった。













~続く~