「アデル!!」

「あっ、アリサ。」

今日はアデルとお忍びデート。
と、言ってもみんなはアデルが月の国の王子様とは知らない。
バレたらいけないのはアデルの専属の執事らしい。

「はぁ、やっと抜け出せた。最近ラダの勘が鋭くて・・・。」

ラダって言うのはアデルの専属の執事の名前。

「この際アリサが僕の専属のメイドになってくれたらいいのに~。」

「なれるならなりたいけど・・・。」

アデルのメイドか・・・。
奥さんでもいいな♪なんて///