それから、学校を休みがちになって…




ダメなことは分かっていても、生活費を貯めるために働いた。




始めは、繁華街に行き歩く。



それもメイクとか、大人っぽい格好をして。




そして、ボーイさんに声をかけられた。




「君、かわいいね!うちの店ではたらかない?」




大人びた声で返事をした



店に入るとまだ、準備中でママがでてくる。


「さくらんにようこそ!あなたの源氏名はそうね、マキでいいわね?」




「はい。よろしくお願いしま~す。」





と、ここ無くも可愛げに答えた…