翔と両想いになれた事が夢のように思える結衣だった。 「痛ーいっ!やっぱ夢じゃない…」 「何バカな事してんだよ!呆れてものも言えねぇーよ笑」 宏のこんな挑発てきな言葉も耳に入ってこないほど現実味のない結衣… 「ふふっ。上手く行ったんだ。さ・わ・や・か・くんと笑」 小声で意地悪につぶやく莉菜だった 2人の思いが繋がった2年前の夏の始まりのことだった…