そして、私がグラスを落とした。
「待ってよ!私何も聞いてないよ!!」
「だから、今言ったじゃない!」
ウィンクしながらママは言った
「私、反対!いきなりこんなこと言われても無理!!!」
そう言うと、
「・・・・わかったわ・・・・奈矢ちゃんは、ママの幸せを・・・グスッ・・ママの幸せを願ってくれないのね・・・・」
いきなりママが泣き出ししゃがみこんだ
「いや、ママ違うの、私は動揺しただけで!!!ママの幸せは私の幸せよ?
ママが幸せになるなら!!だから泣かないで!ね?」
そう言うとけろっとして
「じゃ賛成なのね!!?」
とキラキラした目で聞いてきた。
