「い・たぁーっっ!!」
いきなりデコに炸裂したデコピンに悲鳴を上げる。
「チビネコの分際で、調子に乗って酒なんざカッ食らってんじゃねーぞ!」
ぉ兄ちゃんは厳めしい顔でそれだけ言って、自分の部屋に入って行った。
ぅぅ・・・
ぉ兄ちゃんに怒られた。
「もぉ~
お兄ちゃん、乱暴なんだからぁ。
よしよし、にゃんこちゃん
痛かったねぇ~」
「でも・・・ぉ兄ちゃんが
怒るのも当たり前だよ。
私迷惑かけた・・・」
しゅうんと落ち込む。
「私、昨日なんか変なコトしてないよね?」
思いあまって訪ねると、
私をじっと見詰めたあむちゃんは
徐にコテッと笑顔を傾けた。
いや、あむさん・・・!
それ、分からない!!
てか、私、言いにくいよーな
何かしたの!?


