◆トモダチのぉ兄ちゃんは最強ちょぅシスコンヤンキー◆


夢うつつの中、
誰かの会話がボンヤリ聞こえる。




「ははっ・・・
女相手に困ってるオマエってハジメテ見るわ。」



「ん゛ー、ガチで困るわ。
このしょーもなく可愛くて気まぐれな子猫、
どーしてくれよーか。」






ぐいーっ

と体が持ちあげられる。





むぅ・・・誰よ。

今気持ちよくウトウトしかけてたのに・・・




「・・・・ぅるさぁぃ」





手で払ったら、何かを引っ掻いた感覚がして




「いてっ」という声と共に元に戻された。







「・・・この気まま子ネコめっ・・・」





忌々しげな呟きが頭上から聞こえたような聞こえなかったような。






私は寝る体勢を整えて








お休みなさい~・・・・