「ヨウタさんっ、コーセイさんっ!
何でコイツに酒飲ませてやがんだ!」
「待て待て。飲ませたわけじゃねーて。
子猫がうっかり間違えて俺の酒飲んだんだ。」
「何がうっかり間違えてだ!
そー言うの監督不行き届きってんだよっ!」
むぅ。
ごき☆
「あたっ。」
言い合いしてるぉ兄ちゃんの顔を掴んで、私の方へ向けた。
「そんなんどーでもいいのーっ!
せっかくオメデトウ言いに来たんだから、
ぉ兄ちゃんは私を構ってくれなきゃダメッ!!」
「あー・・・・はいはい。」
ぉ兄ちゃんはしょーがねぇな、と言うような溜息を吐いて、私の頭を撫でた。


