「おい?子猫?」 ぴょんと立ち上がった私にヨウタさんとコーセイさんが怪訝な顔を向ける。 私はたたたたたっと駆けだした。 「今度また遊んで下さいよぉ。」 「さぁ、また気が向いたらな――――」 どん★ 「うおっ・・・!ん?みぃ。」 いきなり飛びついた私にぉ兄ちゃんが驚いて目を丸くする。 そんな女構っちゃヤダ。 てか、私を構ってよ。 訴えるようにじっとぉ兄ちゃんを睨むと 私を見下ろしていたぉ兄ちゃんは、 突如顔を顰めて私の後ろへ怒鳴った。