じたばたしてもデカイ二人に適うはずもなくて遊ばれ放題。
ムカツク!
てか、疲れるっ。
ぱっと手が放された。
ん?
二人を見れば、笑いを堪えて肩を震わせている。
「ククッ・・・アイツのアノ顔!」
「殺気だけでヒトが殺せそうだね。」
何を言ってんだろ?
分かんないけど、とりあえずなんもしてこなくなったので良しとする。
はぁ~・・・
ぉ兄ちゃんの誕生日だってのに、まだプレゼントも渡せてないし碌に話もしてないなぁ・・・。
ぉ兄ちゃんの周りに人が一杯来て忙しそうだから。
そんなコトを思いつつ、チラッとぉ兄ちゃんの方を見て
むっと顔を顰めた。


