「ぅら。唸ってねーで帰るぞ。」
「か、帰るのはいいけどっ、腕っ///」
「この身長差だと、ここが一番丁度イイんだからしゃーねーだろ。」
「暑い、重い、放せぇ~っ!」
てか、密着し過ぎるからっ!
顔赤くなっちゃうじゃん!!
「ウルサイ。子猫は妹を取られた兄を大人しく慰めりゃいいんだよ。」
「あ、じゃ、じゃあ!私があむちゃんの代わりに妹してあげるよ♪」
弱味に付け込むようでなんだけど。
ナイスアイディア~とばかりに言ったら
「妹のみぃは要らね。」
瞬殺かよ。
ふんっっだ。
ぉ兄ちゃんなんてやっぱ大っきらいだ。
そんなカンジでむぅっと拗ねてたから
「だから鈍いっつーんだよ。ドンネコ。」
ぉ兄ちゃんの溜息の意味も分からなかった。