「お兄ちゃんならお兄ちゃんらしく、自分の役に徹すれば? …てか、そろそろ妹離れしたほーがイイんじゃね?みっともねーヨ、オニイチャン?」 ぉ兄ちゃんを完膚無きまでに言い負かした宮城は勝ち誇ったように私の手を引いた。 「んじゃ、そー言うワケで、今日からコイツ送るのは彼氏の仕事ですんで。」 ホラ行くぞ、小谷。と言われて 「う…うん。」 戸惑いながらも歩き出した。 んだけど… ぐい☆ 「ひえっ!?」 後ろから引っ張られました。