それから数分後 「放せ放せ放せぇーっっ!!」 顔面に箒を叩きこんだまではよかったけど まんまと捕獲されたアタシ。 盛大に暴れるケド、アタシを掴む手の力は弱まる気配もなく。 両手を掴まれてやや宙釣り状態。 逃げようにもつま先がかろうじて床につくくらい・・・・。 「にゃんこちゃぁん~・・・・て、あれぇ?」 ふわふわな声がして、現れたあむちゃんが、その光景を見てゆっくりと瞬きする。 あむちゃんっ、今来ちゃダメだよ、危ないよ! でも、助けてぇ~・・・