「千広、離して..」 「なんで?」 「なんでって..こういうのは付き合ってる人たちがすることでしょ?」 「なんで?」 「なんでって..とにかく、こういうことは友だちとじゃなくて、好きな人と..ね?」 「好きな人?」 「そう。好きなひ..」 その先を、私は言うことができなかった。 「っ!?」 千広に、キスされたから。 2人だけの教室。 静かに唇が離れた。 「「......」」 沈黙の中、私は何が何だかわからなくて、パニックになっていた。 そんな中、千広は冷たくこう言った。