『大丈夫だって!要は女だってバレなきゃいいわけだし…。ガンバ!!』
「――ガンバ、じゃないぃいいいい!!!」
プツッ、
き、切った…!?
どうしよ、男子高に入学なんて…
しかも寮生だよ!?
無理だって…、
でも、手続き済ませてるし…
行かないといけないんだよね…。
髪も短いし、顔立ちだって中性的だから下手なことしなきゃ女だってバレないよね…?
とりあえず、行って…
姉さんは知り合いの学園長って言ってたよね…
とりあえず入学したら、その学園長と話してみないと…!!
時刻朝の7:20
私は仕方がなく男子制服に袖を通して
胸も、まぁ…サラシで小さく見せて
口調も気を付けながら、
私は家を飛び出した――