「同意見だな。アタシたちがいれば話は違うだろうけど」
うんうんと頷く寒緋を見て冬は考える。
私たちの花王は負けない。
それは絶対条件だ。
この学園を守る最後の砦。
簡単に崩れては困る。
それ以前に佐倉は全員が花王の負けるところなど想像すらしない。
冬たちにとって花王は神そのものだからだ。
ならなぜ、寒緋は問いかける?
「じゃあ、次の質問だ。次天神学園に繰り出すのは誰だと思う?」
「……?どういうこと?」
「いいから!」
「んー、姫たちが騒いでたわ。行きたーいって花王とお初さんに言ってたみたいね」

