そして…僕は行動を起こした。


「ねぇ?佐々木君、どうして、誰とも話さないの?」


瞳を見た瞬間、彼を助けなきゃいけないと直感した。

ねぇ?君は何を見ているの?

氷のように冷たく哀しい瞳をしているのは何故?

その時、不意に天使の声が聞こえたんだ。


―暁、彼はあなたの永遠の友達になる人よ―


彼の為に僕にしかできない事がある。

僕らが出逢った理由がここにあった。