「はいはい、7時20分だぞ、父さん今日も遅刻するつもりか?」
「おわっ?マジか?さくら、行ってくる。…愛してるよ。」
「行ってらっしゃい。あたしも愛ししてるわ翔。」
チュッと名残惜しそうに最後に小さくキスを落として慌てて出て行く父さんと、幸せ満面の笑顔で父さんに手を振る母さん。
いつもながら呆れるほどのアツアツぶりだ。
大体子供にストップを掛けられないと止められないってどういう親だよ?
呆れながらランドセルを背負い靴をはく俺を、母さんが後ろから羽交い絞めにするように抱きしめる。
「いってらっしゃ~い。龍也。
車に気をつけるのよ?お昼はカレーだからねぇ。
早く帰ってきてね?お母さんひとりでおうちにいるの寂しい~っ。」
あ~もう。父さんが出て行ったら今度は俺かよ?
「おわっ?マジか?さくら、行ってくる。…愛してるよ。」
「行ってらっしゃい。あたしも愛ししてるわ翔。」
チュッと名残惜しそうに最後に小さくキスを落として慌てて出て行く父さんと、幸せ満面の笑顔で父さんに手を振る母さん。
いつもながら呆れるほどのアツアツぶりだ。
大体子供にストップを掛けられないと止められないってどういう親だよ?
呆れながらランドセルを背負い靴をはく俺を、母さんが後ろから羽交い絞めにするように抱きしめる。
「いってらっしゃ~い。龍也。
車に気をつけるのよ?お昼はカレーだからねぇ。
早く帰ってきてね?お母さんひとりでおうちにいるの寂しい~っ。」
あ~もう。父さんが出て行ったら今度は俺かよ?



