人が何を幸せに思うかなんて誰にも分からない。

僕にとって幸せな事も、他の人には何でもない事と通り過ぎてしまう事もあるだろう。

太陽の光が優しく降り注ぐ事

雨の雫が大地を潤す事

大気が僕らを包み優しい命の息吹を伝えてくれる事


誰かが聞いたらそんな事で幸せだなんておめでたいヤツだと思うかもしれない。

だけど僕は思うんだ。

人の一生はこの星の瞬きするほどの僅か一瞬の事で、僕らはその一瞬に全てをかけて生きている。

その人生の中で人の掴む事のできる幸せの数なんて、きっと決まっているのだと思う。

誰もが持っている幸福の欠片を、どれだけ見つけてそれをどう大きくしていくかは僕らの努力次第なんだ。