不思議な顔をして唸る響には僕の言いたい事の半分も理解できなかったかもしれない。
僕だって天使がそう言ったから理解しているつもりだけど、お母さんが本当に生れ変わってくるかどうかなんて事は分からないんだ。
それに僕より赤ちゃんになって生れ変わってきたら…?
人間じゃないものに生れ変わってきたら…?
疑問だらけでやっぱりお母さんの言った事を十分納得して理解している訳じゃないんだ。
でもひとつだけ確信をもって分かる事がある。
きっとお父さんにはどんな形でも、どんな命で還ってきてもお母さんがわかるのだろうって事。
そして全てを受け入れて愛してゆくのだろうと言う事。
不思議だけれどそう確信をもって思える自分がなんだか嬉しかった。
ぼんやり考え込んでいる僕に『暁?』と心配そうに顔を覗き込む響。
なんだか響の気持ちがとても嬉しくて…
僕は飛び切りの笑顔で答えた。
「僕は今、最高に幸せだよ。」
僕だって天使がそう言ったから理解しているつもりだけど、お母さんが本当に生れ変わってくるかどうかなんて事は分からないんだ。
それに僕より赤ちゃんになって生れ変わってきたら…?
人間じゃないものに生れ変わってきたら…?
疑問だらけでやっぱりお母さんの言った事を十分納得して理解している訳じゃないんだ。
でもひとつだけ確信をもって分かる事がある。
きっとお父さんにはどんな形でも、どんな命で還ってきてもお母さんがわかるのだろうって事。
そして全てを受け入れて愛してゆくのだろうと言う事。
不思議だけれどそう確信をもって思える自分がなんだか嬉しかった。
ぼんやり考え込んでいる僕に『暁?』と心配そうに顔を覗き込む響。
なんだか響の気持ちがとても嬉しくて…
僕は飛び切りの笑顔で答えた。
「僕は今、最高に幸せだよ。」



