?『おまえ大丈夫か?』


李苑『ああっ、助けてくれてありがとう。』


?『いや、別に。
俺、日向 凱斗-Hyuga Kaito
おまえは?』


名前とか聞いてないんだけど…
まぁ、いっか。


李苑『私は神崎李苑。』


他に言うことないし、
名前だけでいいよね。

凱斗『ふーん。』


はいー?
そっちが聞いてきたのに
ふーん
はないでしょ!


李苑『あんたねぇ…
そっちがk凱斗『おまえさ女なんだから男に勝てるわけないだろ。もうちょっと行動考えたら?』


カチン

李苑『女だからってなに?
女だから男より弱いの?
意味わかんない!
だから男なんて嫌いなの!
男だからって調子乗って女だからって甘く見て!
私はそんな男より強い!
今だってあんたが助けてくれなくても私は勝てた!
余計なことしないでよ!』

一通り文句を言い終え、
殴りかかろうとした。

パシン。

えっ…。
受け止められた。
こんなに軽々と?

今までこんなに簡単と止められた事なかったのに…
なんで、こんな男に…