慧は私の服をめくると、ウエストを両手でガシッと掴む。
「ぬわっあぁあッ」
「1.8㎏増量だっけ?」
私はコクリと頷くと、慧を見つめた。
慧は何を思ってるのか、私のウエストを見つめていて、時々ウエストを指でつつく。
「ちょっと
………………慧くん?」
「ん?」
『ん?』じゃないよ!!
軽くウエストをツンツンされると、くすぐったい。
それに、いくら見慣れてるからって、人のウエスト見過ぎだよ!!
「お前……嘘だろ」
「な、何が?」
「体重の件」
ギクッと身体が固まる私は慧を直視出来ない。
医者だから、騙せなかったか……………。
「慧先生……さすがに、もう服下ろしていいかな?」
慧は首を振ると、私をまた抱き上げた。
「ぬわっあぁあ!」
「体重計に乗ってもらうからな」
「はぁ!?」
私は慧の頭を叩いて、体重計の刑を免れようとするが、そんな上手くはいかない。

