ラブ☆ライフ

「暁まじでかわいいな!応援したくなる!いや、してんだけど。」

「コタのくせに。」

「はいはい。」






昼は捺亜が来てからはいつも三人で食べてる。





自然とそうなったからなにも思わなかった。






「捺亜ちゃん告白されたんだって?」

「えっ!?なんで虎太郎くんが知ってるの!?」





あからさまに動揺してるし。




おもしろ…。





捺亜を見てたら目があった。





お互い慌ててそらした。




なんだよ、今の…。






「なんて答えたの?」

「虎太郎くんは知ってるくせに…。」

「なんでコタは知ってんだよ。」

「あ、いや、虎太郎くん情報すぐ入るから!」

「ふーん。で、なんて答えた?」

「断ったよ。」





興味ない顔に見えてると思う。




けど、心の中ではガッツポーズ。




絶対出さないけど。






「捺亜ちゃん人気男子のなかではあがってんだよ。捺亜ちゃんのクラスの中でもって実は好きな人いると思うよ。」

「最近虎太郎くんあたしをほめるけど、お金もないからガチでなにも出ないよ。」

「お世辞じゃないからいらないよ。」





捺亜はほめ言葉を絶対信じない。





どんだけ自分に自信ないんだっつの。