「暁。」
「今行く。」
放課後はたいてい捺亜が俺の教室にくる。
「ちょっと待ってろ。」
「うん。」
担任に渡すプリントを渡して戻ると、捺亜は知らない奴と話してた。
「捺亜?」
「あ、暁。」
「この人誰?」
「俺、真嶋とおなじクラス…。」
「へぇ。覚えた。帰るぞ。」
「え?ちょっと!あ、またね、大石くん!」
誰だよ、大石って…。
知らない奴と話してんじゃねぇよ、バカ捺亜。
…って、なに俺。
きも。
「ねぇ、暁。なに、今の。」
「別に。挨拶。」
「なんでそれであたしより友達いるわけ。」
「お前は異常なまでにきらわれるよな。」
「デリカシーとかないわけ?」
ってか、なんだ俺。
なんでイライラしてんだ?
なんでドキドキしてんだ?
「暁?」
「…なんでもねぇ。帰るか。」
「うん?」
「今行く。」
放課後はたいてい捺亜が俺の教室にくる。
「ちょっと待ってろ。」
「うん。」
担任に渡すプリントを渡して戻ると、捺亜は知らない奴と話してた。
「捺亜?」
「あ、暁。」
「この人誰?」
「俺、真嶋とおなじクラス…。」
「へぇ。覚えた。帰るぞ。」
「え?ちょっと!あ、またね、大石くん!」
誰だよ、大石って…。
知らない奴と話してんじゃねぇよ、バカ捺亜。
…って、なに俺。
きも。
「ねぇ、暁。なに、今の。」
「別に。挨拶。」
「なんでそれであたしより友達いるわけ。」
「お前は異常なまでにきらわれるよな。」
「デリカシーとかないわけ?」
ってか、なんだ俺。
なんでイライラしてんだ?
なんでドキドキしてんだ?
「暁?」
「…なんでもねぇ。帰るか。」
「うん?」

