ラブ☆ライフ

あたし、まだイマイチ虎太郎くんのキャラがわかんないよ…。







「暁が行かないならもういいけど。捺亜ちゃん、行こ?」

「あたしは別にいいよ。」

「じゃあ2人で行ってきまーす。」

「待て。行ってやってもいい。」

「暁めんどくさっ。あたし用意してくるね。」







ってことで、なぜか急に気が変わった暁と三人でお出かけ。







「準備遅い。」

「うるさいな!女の子だからだよ!」

「は?」

「は?じゃないから!」

「はいはい、喧嘩しなーい!」






そしてとりあえず出発。





相変わらずこの2人はとにかく目立つ。







そしてこの2人に挟まれて歩いてるあたしもなかなか悪目立ちする。






はずかしー。







「あたしさぁ、絶対場違いだよね?」

「なに、場違いって。」

「浮いてるって意味。」

「知ってる。」

「暁むかつく!」

「まぁまぁ♪てゆうか、捺亜ちゃん浮いてないし。なにに浮くの?」

「2人がその…イケメン…だから…。」

「お前…照れながら言うなよ。」





だって面と向かって言うのは照れるじゃん。






「大丈夫大丈夫。捺亜ちゃんね、すっごい美人なんだよ。知ってた?」

「知ってたらナルシストだし、知る予定もない。」

「だから大丈夫!」






ま、いっか。




気にしても顔は変わんないし。