「暁、お前捺亜ちゃん案内してやれよ。この辺の地理はわかんねぇんだから。」

「まっすぐ行けばいいじゃん。」

「まっすぐつってもまっすぐじゃねぇの!俺仕事だし。よろしく。」






え…ダメだって!




どうしよう…。








用意が終わって、家を出る。







確かに、実家よりは学校に近いぐらいの情報しかしらない。








「暁、あたし大丈夫。1人でいけるから先いって!」

「父さんに頼まれたし。あの人実は怖いんだよ。」

「あぁ、うん…じゃなくて!暁、かわいそう。あたしとなんかいたら。」

「わざわざ自分さげなくていいから。うざい。はやく行くよ。」








あたしはいつもそう。






周りから自分に自信あるようにみられるけど、全くない。






むしろ、他の人よりないほう。





だから友達いないかも。





でも変なとこ気ぃ強いし。







「暁~って、うお!?この人は!!」

「よお、コタ。噂の美人が俺の同居人だった。」 

「はぁ!?あっ、自己紹介だよな!?俺、佐々木虎太郎って言います!暁の親友!」

「あ?」

「どうも…。」






元気すぎる!!






でも明るくて良い人そう。