ラブ☆ライフ

「おう、暁。捺亜ちゃんと仲良くなれそうか?」

「仲良くなる気はないけど。」

「お前なぁ…。…お前には言っておくけど。捺亜ちゃんの父親は友達ながらいい加減で適当な奴だからいつ帰ってくるかもなにしてんのかもなにしたのかもわかんねぇ。だから捺亜ちゃん捨てられたと思ってんの。」

「で?俺には関係ないしなんも出来ないから。」

「冷たい奴だな。」

「優しくして告白でもされたらどうすんの?」

「お前まじで…どこまでも自信過剰な奴だな。」

「父さん似。」







俺はめんどくさいのが一番きらい。







「そんなこと言ってるけど、お前のほうが捺亜ちゃんに惚れるかもよ?祐介の子供だし。な、聖子?」

「そうだねー。」

「ありえない。」







それだけはないな。






俺にはどうも好きとかゆう感情がない。






恋とか一生しないんだと思う。







「暁、ご飯出来たから捺亜ちゃん呼んできて。」

「俺?」

「ノックしてから入るのよ?」

「はいはい。」






パシリかって。





ずっと空き部屋だった俺の隣の部屋の前にたつ。







「おい。」





ノックしてよびかける。






「はい。」

「飯、だって。」

「え!?あたし、食べていいの?」

「は?ダメなの?」

「お金払わなきゃ!」

「はぁ!?ちょ、待て!来い!」