「友梨、ほんとにいい人じゃないからね?」

「わかったって。てゆーか彼氏だよね?」

「まぁ。」






昼にいつも通り暁のもとに行く。




友梨をつれて。





「暁。」

「遅い。コタが売店行ったから先に…誰?」

「友達。」

「誰の。」

「あたししかいないでしょーが!!」




心の底から驚いてる暁。




失礼すぎない?




そんな暁を見て笑いをこらえてる友梨。





「転校してきたばっかなの。よろしく。」

「どうも。捺亜の友達らしいけど。」

「ほんとだよ。」

「友梨とは考え方がそっくりで。同じ嫌われ者。」

「はぁ?まぁ、いいけど。友梨…だっけ?メシ行くだろ?」

「おじゃまします。」




順応がはやい暁は友梨とすぐ仲良くなれそう。




「いい人じゃん。」

「そう?」

「のろけないでよ。」

「今のどこがのろけてた?」

「捺亜の顔。」




それは…はずかしい。




でも、女子の友達が出来ると気分が違うなぁ。




表にはでてないんだろうけど。