「やっぱ捺亜ちゃんに直接聞けば?」
「聞ける状態じゃねぇだろ。ぜってぇ見つける。」
だけどその日は結局見つけられなかった。
捺亜が復活する前に見つけておきたいところだけど。
「ただいま。」
「おかえり。」
「捺亜は…」
「部屋。熱は下がらないんだけどね。病院は行きたくないって言うから。」
「行ってくる。」
捺亜の部屋をノックすると、返事が聞こえた。
中にはいると、相変わらず辛そうに寝てる捺亜。
「ただいま。」
「おかえり…。」
「なんで病院行かねーの。」
「嫌いだから。」
「そ。」
熱のせいか、目がうるんでる。
かなり辛そう。
「…寒い。」
「寒い?けど、それ以上布団乗せたら潰れんぞ。」
「つぶれる訳ないじゃん。寒いー…。」
「わかったから。今母さんに言ってくる。」
「やだ。寒くていいからここにいて…。」
またか…。
まじ、やめてくれ。
この状態でそんなこと言うなよ。
そう思いながらもベッドの横で捺亜の手を握る。
「殴られたとこ痛い。」
「殴られた…?」
「あ。」
「言え。」
「…別に…後ろから頭をなんかで殴られただけだよ。」
「顔は?」
「みてない。」
でもまぁ、これで死刑決定。
絶対見つけだしてやる。
「聞ける状態じゃねぇだろ。ぜってぇ見つける。」
だけどその日は結局見つけられなかった。
捺亜が復活する前に見つけておきたいところだけど。
「ただいま。」
「おかえり。」
「捺亜は…」
「部屋。熱は下がらないんだけどね。病院は行きたくないって言うから。」
「行ってくる。」
捺亜の部屋をノックすると、返事が聞こえた。
中にはいると、相変わらず辛そうに寝てる捺亜。
「ただいま。」
「おかえり…。」
「なんで病院行かねーの。」
「嫌いだから。」
「そ。」
熱のせいか、目がうるんでる。
かなり辛そう。
「…寒い。」
「寒い?けど、それ以上布団乗せたら潰れんぞ。」
「つぶれる訳ないじゃん。寒いー…。」
「わかったから。今母さんに言ってくる。」
「やだ。寒くていいからここにいて…。」
またか…。
まじ、やめてくれ。
この状態でそんなこと言うなよ。
そう思いながらもベッドの横で捺亜の手を握る。
「殴られたとこ痛い。」
「殴られた…?」
「あ。」
「言え。」
「…別に…後ろから頭をなんかで殴られただけだよ。」
「顔は?」
「みてない。」
でもまぁ、これで死刑決定。
絶対見つけだしてやる。

