ラブ☆ライフ

「美人な女の子と同居!?なんだよ、それ。うらやましいな。」

「めんどくさくね?」

「暁は惚れられるからめんどくさいんだろ?その子は惚れないかもだろ。」

「ならいいけど。」

「うっわ、うぜー。」








次の日の学校で友達の佐々木虎太郎に昨日の話をする。






通称コタは明るくてバカで良い奴。






なんだかんだで長いつきあいになるかもな…。






完全に腐れ縁だ。






ちなみに、俺ほどじゃないけどコタもモテる。








「あ、美人といえば!この学年にはいないと思ってたんだけど、いたんだよ!かなりの美人が!」

「あっそ。」

「それが、クラスが七組でさ。俺ら一組だから全くあわなかったわけ!」

「お前七組まで見に行ったの?バカ?」

「うるせ。」







コタなんか物色しなくてもよってくんのに。







「ん?コタ、お前彼女は?」

「暁いつの話してんの?二日前に別れたから!」

「そうだったのか。どんまい。」

「俺から振ったってとこよろしく。」






まぁ、いいけど。





美人も興味ないし。