*捺亜
久々に家に帰ったら埃っぽかった。
親父が帰ってきた形跡はない。
まぁ、そんな気はしてたけど。
取りに来た荷物を鞄にいれて、少し掃除してたら昼の時間。
何となく。
ほんとになんとなくだけど、暁の声が聞きたくなって思わず電話をかけてしまった。
帰ってきたら聖子さんがご飯を用意してくれてて暖かかった。
「捺亜。」
「ん?」
「家どうだった?」
「普通。」
「ふーん。」
「お前等、それ付き合いたてのカップルの会話か?」
そんなに?
でもこれが落ち着く。
空気的には付き合いたてのカップルじゃないかもだけど。
「あ、武さん。これ、道の途中の店にあったんです。安物ですけど。」
「なに?あ、財布だ。」
「いっつもボロボロの使ってるから。あと、感謝の気持ちです。」
「まじ?そんなのいいのにー。この子イイコです!聖子~。」
「はいはい、良かったね。でも、捺亜ちゃんほんとに良かったんだよ?」
「あたしが勝手にしたくてしたんです。」
ほんとに感謝してるから。
だから、あれを見かけて、すぐに武さんのこと思い出したし。
きっと聖子さんにピッタリのものを見つけたら思い出す。
暁のことは…いつもだけど。
そうやって親父のことを思い出さなくなるかも。
でも、真嶋家が受け入れてくれるなら、この家族となら…。
なんて、ね。
久々に家に帰ったら埃っぽかった。
親父が帰ってきた形跡はない。
まぁ、そんな気はしてたけど。
取りに来た荷物を鞄にいれて、少し掃除してたら昼の時間。
何となく。
ほんとになんとなくだけど、暁の声が聞きたくなって思わず電話をかけてしまった。
帰ってきたら聖子さんがご飯を用意してくれてて暖かかった。
「捺亜。」
「ん?」
「家どうだった?」
「普通。」
「ふーん。」
「お前等、それ付き合いたてのカップルの会話か?」
そんなに?
でもこれが落ち着く。
空気的には付き合いたてのカップルじゃないかもだけど。
「あ、武さん。これ、道の途中の店にあったんです。安物ですけど。」
「なに?あ、財布だ。」
「いっつもボロボロの使ってるから。あと、感謝の気持ちです。」
「まじ?そんなのいいのにー。この子イイコです!聖子~。」
「はいはい、良かったね。でも、捺亜ちゃんほんとに良かったんだよ?」
「あたしが勝手にしたくてしたんです。」
ほんとに感謝してるから。
だから、あれを見かけて、すぐに武さんのこと思い出したし。
きっと聖子さんにピッタリのものを見つけたら思い出す。
暁のことは…いつもだけど。
そうやって親父のことを思い出さなくなるかも。
でも、真嶋家が受け入れてくれるなら、この家族となら…。
なんて、ね。

