「暁がそんな顔してたら不気味。」
「どんな顔だよ。」
虎太郎くんに言えて嬉しかったのかな。
ガキだからね、暁は。
「コタにも言ったことだし。手。」
「手?」
「ん。」
暁はあたしの手を握って歩き出した。
胸が苦しいんですけど…。
「ねー、暁。」
「なに。」
「…なんでもないよ。」
「あっそ。」
嬉しくてにやけそうなんて死んでも言わない。
だからこっちみないでよ?
いつもよりはやく着いたように感じる真嶋家。
「ただいま。」
「ただいまです。」
「おかえりー。2人ともさっさとリビングに来い。」
「「はい…?」」
なんだろ…。
あたし悪いことしたかなぁ…。
暁と顔を見合わせてリビングに入る。
「さっき虎太郎から連絡きたの。」
「コタ?」
「あんた達…つき合ってるんだって!?」
「そうだね。」
「そうだね。って!なんで言わないの。」
「母さんに言うとめんどくさいから。」
わぁ、ほんとに答えてる。
てゆうか、虎太郎くんもわざわざ電話しなくても…。
虎太郎くんらしいけど。
「捺亜ちゃん。」
「はいっ。」
「あたしは大歓迎だけど、暁でいいの?」
「息子の彼女にそれ言うか?」
「はい。暁で大丈夫です。」
「普通、暁がいいです、とか言うんじゃないの?」
「うるさいな。好きだから暁でいいってことだし。」
「おまっ…。」
「なに?」
なんで暁顔隠してんの?
聖子さんニヤニヤしてるし。
「どんな顔だよ。」
虎太郎くんに言えて嬉しかったのかな。
ガキだからね、暁は。
「コタにも言ったことだし。手。」
「手?」
「ん。」
暁はあたしの手を握って歩き出した。
胸が苦しいんですけど…。
「ねー、暁。」
「なに。」
「…なんでもないよ。」
「あっそ。」
嬉しくてにやけそうなんて死んでも言わない。
だからこっちみないでよ?
いつもよりはやく着いたように感じる真嶋家。
「ただいま。」
「ただいまです。」
「おかえりー。2人ともさっさとリビングに来い。」
「「はい…?」」
なんだろ…。
あたし悪いことしたかなぁ…。
暁と顔を見合わせてリビングに入る。
「さっき虎太郎から連絡きたの。」
「コタ?」
「あんた達…つき合ってるんだって!?」
「そうだね。」
「そうだね。って!なんで言わないの。」
「母さんに言うとめんどくさいから。」
わぁ、ほんとに答えてる。
てゆうか、虎太郎くんもわざわざ電話しなくても…。
虎太郎くんらしいけど。
「捺亜ちゃん。」
「はいっ。」
「あたしは大歓迎だけど、暁でいいの?」
「息子の彼女にそれ言うか?」
「はい。暁で大丈夫です。」
「普通、暁がいいです、とか言うんじゃないの?」
「うるさいな。好きだから暁でいいってことだし。」
「おまっ…。」
「なに?」
なんで暁顔隠してんの?
聖子さんニヤニヤしてるし。

