今は、あんまり会いたくなかったのに。 「由宇、呼ばれてる。」 えっ!! ステージの上には、雅也が・・・。 「早く、ステージに上がって。」 彩にそういわれて、ノロノロとステージに上る。 「由宇、お前が誰かを好きでも、俺はお前が好きだ。」 雅也にそう言われて、ドキッとした。 告白されたことにも、あたしに好きな人がいることを知っていることにも。 「俺なら、由宇を泣かせたりしないよ。」