人気者のなっちんが告白したことによって、男子がかなり悲しんでいる声が聞こえる。 「はい、はい、皆さん落ち着いて。告白の答えは、13人全員がし終わったときに行います。」 司会の人の言葉にかなり困惑する。 早く、答えを聞きたかった。 紘のことをあきらめるきっかけが欲しかった。 告白は、次々に行われていく。 トントン 肩を叩かれて、我に返った。 今まで、ぼーとしていたみたい。 振り向くと、あたしの肩を叩いたのは、彩だった。