「由宇は、ここで待ってて。」






あたしをステージ横において、雅也はステージのカーテンの中に入っていった。








残されたあたしは、とりあえず、周りの人のように床に座る。









今から、なにが始まるんだろう。







委員会の時にまったく話を聞いていなかったあたしはまったくわからない。









「それでは、今から、学祭委員企画、告白大会を行います。」





司会の人が、そう言った。








ふぅ~ん、告白大会かぁ。






誰が、出るんだろう?