グイッ 雅也に腕をひっぱられて、顔が雅也の胸にあたる。 今、あたしは雅也に抱きしめられている。 「理由は言わなくていいから、泣いていいよ」 抵抗することも出来たけど、あたしは雅也の胸で泣いた。 ---------------------------------------------------------------------- 何分か泣いて、ようやく泣き止んだ。 「ごめん、ありがと。」 雅也にお礼を言う。 「いや、別に・・・。本当に何やってんだよ、紘は。」