「ちょっと、待て!!誰と誰が付き合ってるって?」




雅也が、そう聞くと、クラスのみんなが、声をそろえて、





「「「「雅也と、水野さん!!!」」」





と、言った。






「水野さんって、由宇のこと?」





雅也があたしのことを指差しながら言った。





みんなが同時に





「そうに決まってる!!」





とか、





「呼び捨てで呼んでるし・・・。」





とか、






「やっぱり、そうなんだ!!」




とか、言い始めた。