「俺さぁ、・・・だいぶ前から・・・」 嫌だ、それ以上言わないで。 「好きな人がいるんだ。」 「紘の馬鹿!!あたしの気持ち知ってるくせに!!」 あたしは泣きながら公園を出た。 今回は紘に引き止められなかった。 紘の馬鹿。 サイテー。 あんなやつだったなんて。 好きになんてなるんじゃなかった。