「紘、サイテー。」 ブランコから立ち上がった。 ブランコが少し揺れる。 紘も、立ち上がった。 「何がだよ?ほんとに由宇は怒りっぽいよな。」 別に普段はそんなに怒ったりしないし。 「もう、帰る。」 あたしは、公園の入り口に向かった。