後の人は、聞いてなかった人達で、知らない人だったから、あまり興味なかった。
「それでは、最後に二人から告白された、由宇さん。どちらを選ぶ?それとも、どちらも選ばない?」
とうとう、あたしが返事をするときがきた。
雅也は、あたしのことをつらい時に支えてくれた。
でも、あたしの答えは決まってる。
紘に告白されなくても・・・。
一度は雅也に気持ちが揺らぎそうになったときもあったけど・・・。
気持ちを落ち着かせて、雅也に悪いなぁと思いながら、ステージに上った。
あたしの返事を言うために・・・。
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