鈍感彼女 不器用なあいつ







「「「「「キャーーーーーーー」」」」」





急に会場が騒がしくなった。






あたしは、もう、出口の前まで来ていた。






この声は、女子のほうが圧倒的に多い。







何があったんだろう。






幸い、ここからステージは見えないから、何があったのかは分からない。






「「「「「キャーーーーーーーーー」」」」」







徐々に声が後ろのほうが大きくなっている。






みんなが、誰かのために道を空ける。







気になるけど、紘の告白を聞きたくないから、早く出よう。







そう思って、後ろを向いた瞬間。






誰かに、腕を引っ張られた。