ピンポーン



「ん?拓海君忘れ物したの〜?」



拓海君が忘れ物したのかと思って開けたら…



「咲夜君!?鍵は?」



「誰?拓海って」



「え?えっと、後輩の子だよ?」



「ふーん。家に来てたんだ?」



「う、うん。」



なんか、冷たい声。
会った時の咲夜君とは違う怖さ。



「さ、咲夜君昨日何で帰って来なかったの?ご飯…食べた?」



「あぁ、昨日悪かった。
今日は、食べるから作ってよ。
俺寝るからさ。」



あ、いつもの感じの咲夜君だ。

さっきの冷たい感じは何だったんだろう?