チャリパイ・スピンオフ~テロリスト羽毛田尊南~


「まあいい……これ飲んだらすぐ倉庫に戻るぞ!」


飲み物移動販売のカウンターの前でアニキとヤスの二人は、赤いボトルを手にして、安堵の表情でお互いを見た。


これでようやく、あの激辛ラーメンに侵されて感覚が無くなりつつあった舌を、なだめる事が出来るのだ!


二人は、キンキンに冷えた“リフレッシュドリンク”を一気に喉に流し込んだ!