「待ってました♪」 ドンブリを覆っているラップを外すと、ホカホカとした湯気に乗って、ラーメンの美味そうな匂いが二人の顔前に漂ってきた。 「うおぉぉっ!たまんねえ♪」 思わず喉がゴクリと音をたてた。 空腹だったアニキとヤスは、大げさな雄叫びを上げると、割り箸を乱暴に割って、一気にラーメンに食らいついた。 ズズズズーーーー しかし、そのラーメン…… 実は、とんでもなく辛かったのだった! 「〇Χ★△!■☆□!」 .