……男が目の前に見たものは、下半身のタオルを取り、一糸纏わない羽毛の全裸姿だった! 「…おみそれしました……」 その言葉を聞くと羽毛田は、ニヤリと口角を上げて脱衣入れの鍵をクルクル回しながら、自販機の方へと歩いて行った。 「いいモノを持っていなさる……」 番台の“置物婆さん”が、ポツリと呟いた…… .