顔を上げると、 ドキッ! 「危なー。」 夜霧くんの安心した顔が目に入った。 なんか抱きしめられてるみたいな体勢になってる……。 ドキドキ――― 鼓動が速くなる。 「あ、ありがとう……。」 癒来は俯いて言う。 「別に。」