美月は首をかしげていた




「狼の家。入ってみる?」




突然後ろから声がした




あたしは後ろに振り返った




そこには




顔立ちがきれいで




女の人より肌が綺麗なんじゃないか




と思うくらい色白で




いわゆるイケメンが立っていた




あたしは、ゆっくりと頷いた




「じゃぁ、どうぞ」




ドアを開けてくれた




「お邪魔します」




「ここ喫茶店だから。」




「あ、そうなんですか」




あたしは置いてあった椅子に




座った