「行ってきます」




そういって家を出たものの




学校に行きたくない




「行ってみようかな」




と美月(みずき)が見たのは









美月は歩き出した




そこには人が通れるような




道が通っていた




「こんなとこにホントに
 人住んでるの?」




美月はどんどん奥へ進んで行く




「あった」




そこには




ブラウンの壁に




茶色の屋根




壁には




「wolf house」




と書かれた看板が




下げてあった




「ウルフ ハウス?」