~小4の夏~
私の人生を大きく変えるできごとがおきた。
「レイ~今日転校生くるんだって!」
親友のアイが目を輝かせている。・・・そのとき
     ガラっ
「転校生をしょうかいするぞ~。」
カワイイ感じの男子が入ってきた。
「カイです。よろしく」といってはにかんだ。
         キュンッ
なぜか胸が高鳴った・・まさか・・・恋!?
後ろの席のアイをみると明らかに目がハートになっている。
「席は・・・え~っとレイの隣な。」
~ええええええええええ!!~
「よろしくね。」そういってカイはまたはにかんだ。
その日の授業はまったく耳に入らなかった。
~キーンコーンカーンコーン~
学校が終わるとさっそくカイは人気者だ。
その日の帰り道・・・アイは突然
「アイねーカイが好きなんだ。レイ・・協力してくれん??」
アイの迫力に負け、「わかった。」といった。
この4文字の言葉のせいでこれから大変なことになるともしらずに・・・