これでもう、吹っ切ろう。 君の事は忘れよう。 1年前のあの出会いは、ただの夢。 受験勉強に疲れていたあたしの、つかの間の夢。 もう忘れよう。 君に出逢ったことは。 君と話したことは。 君に恋をしたことは。 すべて忘れよう。 それがあたしの幸せ。 もう、何もかも忘れよう。 あたしはそのままBLUE MOONへと向かった。 もう、こんな時間じゃ閉まってるかな... 店の明かりが一箇所だけついてる。 あたしはドアを開けた。 カランカラン あ、開いてる。